Windows への Clawdbot インストール (WSL2)

Windows上でのClawdbotの運用は、主に WSL2 (Windows Subsystem for Linux) を通じてサポートされています。現在、ネイティブのデスクトップアプリ(.exe等)は開発段階にあるため、公式ドキュメントでは最も互換性が高い WSL2 の使用を推奨しています。これにより、Windows環境内でLinux環境を動作させ、CLIやGateway機能をフルに活用できます。このガイドでは、Windows 10/11環境へのインストール手順を説明します。

インストール手順

ステップ 1: WSL2 と Ubuntu のインストール

ステップ 2: WSL 内への Node.js 等のインストール

ステップ 3: Clawdbot CLI のインストール

ステップ 4: セットアップとデーモンの構成

ステップ 5: Gateway の起動と動作テスト

WSL2 環境の Clawdbot は Windows 側のファイルシステムにも /mnt/c/ 経由でアクセス可能です。24時間稼働させる場合は、WSL の起動をタスクスケジューラなどで自動化することをお勧めします。

よくある質問と解決策

Windows ユーザーから報告される問題の多くは、WSL2 の構成や権限に関するものです。解決しない場合は clawdbot doctor を実行して問題を診断してください。

問題 詳細 解決策
WSL がインストールされていない wsl コマンドが見つからない、または WSL1 が動いている。 Windows の更新を確認し、機能の有効化設定で「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」にチェックが入っているか確認してください。
systemd が有効になっていない daemon のインストール中にエラーが出る。 /etc/wsl.conf に正しく追記されているか確認してください。設定後は必ず wsl --shutdown で再起動が必要です。
Node.js のバージョンが古い npm コマンドが失敗する、または依存関係エラー。 NodeSource 経由で最新的 v22+ を再インストールしてください。
PC再起動後にサービスが停止する Windows 再起動後に Gateway が自動で立ち上がらない。 Windows のタスクスケジューラを使用して、ログイン時に wsl -d Ubuntu -u $USER -- clawdbot gateway が走るように構成してください。
ポート競合またはダッシュボードが見れない 127.0.0.1:18789 に接続できない。 Windows ファイアウォールで該当ポートを許可するか、プロセスが二重起動していないか確認(pkill node 等)してください。
チャネル接続エラー (WhatsApp QR 等) WSL ターミナルで QR コードが正しく表示されない。 --debug オプションを付けて実行するか、Windows 側のブラウザ経由で Gateway UI を使ってスキャンしてください。
権限エラー グローバルインストール中などに停止する。 sudo での実行を確認するか、npm のprefix設定をユーザー権限のものに変更してください。
メモリ不足 WSL 内で動作が非常に重い、またはクラッシュする。 PC のメモリを増設するか、.wslconfig ファイルを作成して WSL に割り当てるメモリサイズ(推奨4GB以上)を増やしてください。
ブラウザ自動操作が動かない Playwright 等が Chromium を起動できない。 WSL 内に libnss3 等の必要な依存ライブラリをインストール(sudo apt install ...)してください。
OSアップデート後の不具合 Windows の更新後に WSL が起動しなくなる。 wsl --update を実行して WSL カーネルを最新に更新してください。