ClawdbotはLinux上でのCLI(コマンドラインインターフェース)環境をフルサポートしており、サーバー、VPS、またはRaspberry Piなどのローカルデバイスでの運用に最適です。実行にはNode.jsが必要です。このガイドでは、Ubuntu/Debian系ディストリビューションへのインストール手順を説明します。前提条件として、Node.js ≥ 22、npm または pnpm、Gitが必要です。
sudo apt update && sudo apt upgrade -ycurl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_22.x | sudo -E bash -
sudo apt install -y nodejs
node --version(v22.x以上であることを確認)、npm --versionsudo fallocate -l 2G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
echo '/swapfile none swap sw 0 0' | sudo tee -a /etc/fstab
npm install -g clawdbot@latest を実行。git clone https://github.com/clawdbot/clawdbot.git
cd clawdbot
pnpm install
pnpm build
clawdbot --versionclawdbot onboard --install-daemon
を実行。Gatewayをsystemdサービスとしてインストールし、システムの再起動後もバックグラウンドで自動実行されるようにします。clawdbot gateway --port 18789(デフォルトポートを使用)。clawdbot channels login を実行し、QR コードをスキャンします。~/.clawdbot/clawdbot.json に保存されます。clawdbot message send --target <番号> --message "hello"http://127.0.0.1:18789/ にアクセスします。オプション: Docker によるインストールや Nix モードでの構築も可能です。Ubuntu などの低コスト VPS で 24 時間 365 日稼働させるのに適したプラットフォームです。
Linux 環境では、依存関係、権限、サービス管理に関する問題が発生しやすい傾向があります。以下に主要なトラブルとその解決策をまとめました。
| 問題 | 詳細 | 解決策 |
|---|---|---|
| Node.js のバージョン互換性 | インストール中に "Node < 22" などのエラーが出る。 | 最新の NodeSource 経由で v22+ に更新してください。nvm を使用している場合は nvm install 22 を実行。 |
| デーモンサービスが起動しない | systemd サービスとしてインストールしたが、ログアウトすると停止してしまう。 | lingering を有効化してください:
sudo loginctl enable-linger $USER。systemctl --user status clawdbot-gateway
で状態を確認できます。
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| ポート競合または外部アクセスのリスク | デフォルトポート 18789 が既に使用されている、または VPS で無認証で公開されている。 | ポート番号を指定して起動(--port <new-port>)。UFW 等のファイアウォールで 127.0.0.1 のみ許可するか、Cloudflare
Tunnel を使用してください。 |
| プロキシ設定(HTTP_PROXY)の無視 | プロキシ環境下で API 呼び出しに失敗する。 | 環境変数 export HTTP_PROXY=... を設定し、config.json 内のプロキシ設定を確認してください。 |
| チャネル接続エラー(WhatsApp QR の期限切れ) | QR コードが表示されない、またはスキャン前に期限が切れる。 | チャネルのリセット(clawdbot channels reset whatsapp)を試し、ネットワーク環境を再確認してください。 |
| メモリ不足によるクラッシュ | VPS や Raspberry Pi で OOM(Out Of Memory)が発生する。 | スワップファイルを追加するか、メモリ使用量の少ないモデルを選択してください。メモリは最低 2GB 以上を推奨します。 |
| Docker からの移行失敗 | Docker 版からネイティブ環境へ移行する際に設定が競合する。 | 既存の ~/.clawdbot をバックアップした上で、--force オプションでオンボーディングを再実行してください。 |
| 依存関係のインストール失敗 (npm 権限) | グローバルインストール中に権限エラーが出る。 | sudo でのインストールは避け、npm の prefix をユーザーディレクトリ配下に変更することを推奨します。 |
| Bun の非互換性 | Bun 実行環境を使用すると WhatsApp 等で不具合が出る。 | Clawdbot Gateway では Node.js の使用が公式に推奨されています。 |
| OSアップデート後のクラッシュ | Linux カーネル等の更新後にサービスが動作しなくなる。 | clawdbot gateway install --force で再インストールを試み、ログを調査してください。 |